本屋おすすめ「ゲーテは全てを言った」〜感想〜
- st ms
- 2月12日
- 読了時間: 1分
芥川賞受賞 鈴木結生氏の小説を読みました!
ゲーテ探求に引き込まれます。
(以下は個人の感想↓)
世界は混沌としていて、世の中は矛盾だらけ。理不尽で謎が一杯だ。
人々は認識、共有、拒絶するために言葉や表現の発展を求める。
感情が上手く当てはまった時に感じるなんとも言えない高揚感に酔いしれながら
大海原とも言える人生の航路を、迷いながら、また楽しみながら進んで行く。寛容を学び、受忍するを覚える。やがて自身の中に在る混沌は集約され、起こる矛盾は解消されゆくを知る。
ゲーテは全てを言ったか?
いや、まだ言い尽くしてはいない。
それを見つけるために、今日も抗い難い人生を生きるのだ。自分に相応しい言葉を探しながら。
言葉って面白い!解釈もそれぞれ。
自分探しのお役にも立つ。
哲学ですが、ミステリー仕立て。主人公と共にゲーテ探求の旅へ!
分野お好きな方はどうぞ、お読みください!

Comments